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2011年3月16日 (水)

試練

Omotesando
し‐れん 【試練】
信仰決心のかたさや実力などを厳しくためすこと。また、その時に受ける苦難。「厳しい―を受ける」「―に耐える」

今がその時なのだろう。
なるだけ感傷に浸らずに文章を書こうと思う。

あえて地震がどうこう、言うまでもないので渇愛します。

とにもかくにも、人智を越えた事が起こり、人間は右往左往している。

奢っていたんだろうなぁ。僕も。

食物連鎖の頂点にいて、しかも火も水も完全にコントロール出来ると信じきっていた。
それをいとも簡単に嘲笑うかのように自然が猛威をふるっていく。

便利に慣れ親しみ、余剰にエネルギーを使い、甘えていく。

以前もこのブログで書いた事があるけど、無害なモノを調合して有害なモノにして、また地球に戻すというサイクルを繰り返す。

ガイア論を信ずるとすれば、完全に地球という生命体が怒ってる気がする。

過ちを起こして、痛みを覚えて成長する赤子のように、人間はまだまだ成熟しているわけではないのに傲慢であった。

写真は先日の表参道。
19時だと言うのに、まるで深夜のような暗さ。

常々繁華街を歩くときに「無駄だなぁ」と思う明るさにいつもなんとなく不安と言うか、矛盾みたいなモノを感じていた。

映画「六ヶ所村ラプソディー」を観た時に、青森の人が言ってた言葉が胸に刺さってたから。
「一番電気を使ってるのは東京なのに・・・」

そうなんですよね、ホントに。

電気は無限に溢れ出るモノ、お金さえ払っていればいつまでもあるモノだと勘違いしてしまってる人が多すぎる。

今の街の暗さこそが、本来の明るさなんだと思う。

何が必要で、何が不必要か、何をすべきで、何をすべきでないか。

ここ数日、自分が何をすべきかを考えて考えて考えていた。
募金や、ボランティアなどは当然として、もっと登坂亮太個人として何が出来るか?
それはやはり音楽であり、唄であると結局そこに辿り着いた。

こういう時って、ミュージシャンやアーティストの活動って何故か叩かれるコトが多い。
でも、自衛隊の人が普段の訓練の成果を救助で発揮するように、僕らミュージシャンは人の心に栄養を与えるべく訓練しているワケで、それを発揮しないといけないハズだ。
音楽自体で心に栄養を、そしてその対価でもらったお金を募金に回すコトで得た物資で身体に栄養を与えてあげるコトが出来る。
例え誹謗中傷を受けたとしても、真意を見失わずにいればいい事だ。耐えればいい事だ。
それは決意であり、勇気だと思う。

行動しないでウダウダ言ってるヤツより、行動して言われる側にいた方がいい。
そういう意味でも試練なんではないか?

僕等は今、試されている。

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コメント

今、被災地の方はもちろん、日本中が不安な気持ちでいっぱいです。

被害を受けていない関東でも不安や悲しみが溢れています。
それを少しでもミュージシャンの、音楽の力で癒し、それで得たお金を募金に回す。
被災者にも、被災者以外の助けにもなると思います。

誹謗中傷もたくさんあると思います。
音楽で救われる人がたくさんいると信じています。

応援しています。

投稿: まいこシール | 2011年3月16日 (水) 14時27分

停電や節電をしていて、
今までの生活がリセットされた状態を
少しでも感じられている気がします。

でも私たちが普通の生活ができるようになったら
またいままでのように
無駄の多い生活をしてしまうのかな?
と不思議に思いました。


応援しています(^0^)/
私も頑張ります!!

投稿: いずみーる | 2011年3月16日 (水) 16時47分

応援しております!!
亮太さんの日記を見て、勇気というのか、前に進もう!という感情が湧き出てきました。

ありがとうございます。
僕にしか出来ない事。あるハズ

投稿: おっくん | 2011年3月16日 (水) 17時28分

登坂さんの冷静なブログで、救われました。
奢っていたと思います。募金は当然しますが、
いまは、自分がだめになりそうなので、apbankの映像を、見たりし始めて、少し冷静になりました。
いまは、かつて裕福だったかもしれない被災者にも、
切り詰めて生活している人たちがさらに切り詰めて募金したりして支援する。それが現実。日本がほんとにひとつにならないと復興はどんどん遠ざかる。
そして、無駄にしちゃいけない。亡くなった人たちがたくさんいる。日本が根本から変わらないといけないのかもしれませんね。
そして、わたしは歌を聴きたい。アーティストさんたち、お願いします。

投稿: 愛 | 2011年3月16日 (水) 18時57分

数年前、ある歌のあるワンフレーズに命を救ってもらいました。


「よっしゃ、がんばろ」って思えました。


ぐちぐち言う人には言わせておけば
いい。
言う元気があるだけまし。

それより、歌を聴くだけで一人でも元気が出て笑顔を取り戻してくれるなら、
アーティストの方に歌ってほしい。

亮太さん、みなさん、お願いします!!

投稿: 串めぐ | 2011年3月17日 (木) 07時11分

今朝偶然にも亮太サンがチャリティーライヴをやっていて、自分が観客でそこにいるって夢を見たところでした(^^;)

被災地の現状をテレビで見るとやりきれないです。

節電や募金だけの今ですが、何も思い付かない今は、出来る事を長く続けていきたいと思ってます。

誹謗中傷する人には言わせておけばいい。
どちらが善意ある行動なのかは皆わかってますから。

音楽には音楽にしかない力があると信じています。

亮太サンを応援してます
その思いについていきますよ~wink

投稿: なお | 2011年3月17日 (木) 09時50分

こんなときだけど、こんなときだからこそ、
音楽が誰かの救いになることが、あると思います。

物質的に、直接的に、精神的に、
みんながそれぞれの立場でできる方法で、何かしたいって思っていて、行動してて。
それが結果一人でも多くの人を救うのだと思いますo(^-^)o

素敵な歌声で、たくさんの人を救って元気にしてあげてください☆☆☆

Smile〜☆☆☆

投稿: Guitan | 2011年3月18日 (金) 21時37分

亮太さんは、私が求めているときに、本当にピンポイントでブログ書いて下さるので、何か不思議な力を感じています。

音楽の力は本当に偉大ですね。
私は関西住まいですが、関西のラジオも今は被災地で聞けるそうです。
なので先日、リクエストしてみました!これも今私にできることのひとつ。

中傷は本当に言わせておけばいい、相手にすることの必要性はないです。
亮太さんらしく、私たちらしく向き合っていきましょう。

投稿: ringo | 2011年3月19日 (土) 13時13分

私も同じことを考えていました。
北海道に住んでいます。
出張で東京にいて地震に遭遇しました。
北海道に戻ってから
被災のほとんどなかった北海道でも
みんな色んな心境でここ10日間を過ごしていました。
募金やボランティアはもちろんできる。
でもそれ以上に私たちができることはなにか。
直接の被害を受けていない人たちも
みんな心の被害を負っています。

音楽に期待するものは
やはりそこに存在します。

私にできる事といえば、
多くの人の心が温まるような、
元気を与えられるような場の状況を創ること。
アーティストにも協力要請して頑張ろうと想います。

九州の方ではサクラの開花が3/25と発表されています。
どうかあたたかい春が明るい希望を運んで桜前線が進んでゆきますように。

どこにいてもできる事はあります。
一緒に頑張りましょう。

投稿: kaori | 2011年3月20日 (日) 15時32分

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